
講師紹介
相良屋 千穂
Sagaraya Chiho
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。
平野邦夫、ハンス・カンの各氏に師事。I.ラントシュピアノマスタークラス受講。
カワイ音楽教室講師、県立高等学校常勤・非常勤講師を経て、ソロ・アンサンブルで演奏活動をしながら実家にてちほ音楽教室で14年後進の指導にあたる。
父・母・兄の4人家族で静岡県藤枝市で育つ。兄のヤマハ音楽教室に連いていくうちに、テキストのプライマリー1~4巻が弾けるようになる。幼稚園の先生の熱のこもった「ピアノを習わせてあげてください」の押しに負けた母は、近所のヤマハオルガン教室のグループレッスンに入会させる。ようやく始めたレッスンだった。しかし、既に弾けるプライマリーに物足りなさを感じながら左右の手をクロスして弾いていたら「個人のピアノ教室に移ったほうがいいでしょう」とアドバイスで6才の秋、個人ピアノ教室の扉をくぐった。
念願のピアノが家にやってきてからは、ピアノの音が好きでよく弾いていた。小学校は水泳、中学の部活ではテニス、の後に居眠りをしながら勉強をしたわけではなく、居眠りをしながらピアノを弾くこともよくあった。
在学した県立大井川高等学校では、目立ちたがりが高じて合唱部という名のミュージカル部でサウンドオブミュージック・ルイザ役、創作ミュージカルで緑のタイツのピーターパンを演じた。ピアノのレッスンではいつの間にかソルフェージュ、楽典、聴音、声楽、ピアノも平野先生につき本格的なレッスンになった。その意味が何を表すのかわからず、ただピアノの音が好きでピアノを弾き続けていた。
高校3年生の進路相談のとき「勉強したくないから音大行く」と周りの大人を驚かせ、呆れさせ、翌春には音大生となってしまった。仏子駅・江古田駅すぐの1Rの部屋にグランドピアノを置き、ピアノと共に学生生活4年間を送った。
卒業後、留学の薦めもあったが大学4年の2月になんとなく受けたカワイ音楽教室講師に就いた。その1年半後には、夢だった学校の先生である県立高校の常勤講師・非常勤講師に就いた。また、ブライダルプレイヤー、セレモニープレイヤー、合唱指導、ちほおんがく教室で後進の指導にあたりながら、ソロ・アンサンブルで演奏活動をする。ピアノを弾くには歌の心を知りたいと思い、2007年より6年間大島優美子氏に声楽を師事。2014年よりマトリョミンを竹内正実氏に師事。第2回マトリョミンお里帰りツアー、ロシアコンサートツアーのピアニストを努める。
現在は、藤枝音楽協会会員・こてぴ音楽教室主宰